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ピックアップ 高等専修学校
よくある質問
- Q. 高等専修学校と専門学校(専門課程)の違いとは?
- A. 主に、中学校を卒業した人を対象しているのが高等専修学校です。専門学校(専門課程)は高等学校を卒業した人が対象となります。高等課程を設置している専修学校は【高等専修学校】と称することができます。しかし、高等課程と専門課程を設置している学校の校名は○○専門学校となっているケースが多く見受けられます。
- Q. 高等専修学校と高等専門学校の違いとは?
- A. 高等専修学校も高等専門学校も、ともに中学校を卒業した人を対象にしていますが、修業年限については、高等専修学校は1年以上(3年制が多い)、高等専門学校は5年(商船科は5年6か月)です。
高等専修学校は、工業、農業、医療、衛生(調理、理容、美容)、教育・社会福祉、商業実務、服飾・家政、文化・教養など文部科学省で定められた8分野にわたって設置されていますが、高等専門学校は工業分野と商船分野の2分野のみとなります。 - Q. 大学入学資格付与指定校と高認(高等学校卒業程度認定試験)の違いとは?
- A. 大学入学資格付付与指定校は文部科学大臣の指定を受けている学校です。高認とは異なり、検定試験を受験し合格する必要はありません。通常、3年間の修業年限を修めることで修了となり、その課程を卒業すると、自動的に大学に受験できる資格が与えられます。
大学だけではなく、短期大学や専門学校の受験資格も同じく得られます。 また、進学のみではなく、各種国家試験や就職などに際しても、高校卒業者と同じ扱いを受けることができます。 必ずしも、通信制高等学校との併修することは必要ではありません。 - Q. 技能連携校とは?
- A. 技能連携校とは、高等学校の通信制(定時制も含む)に在籍する生徒が、各都道府県の教育委員会の指定する技能教育施設で教育を受けている場合、その教育施設における学習を在籍している通信制高等学校における教科の一部の履修とみなす制度のことをいいます。(学校教育法55条)。
技能連携校として指定を受けることができる学校は、修業年限1年以上で年間指導時間数が680時間以上、教員の一定人数以上が高等学校教諭の免許状を持っていることなどの基準を満たす教育施設です。技能連携校の指定を受けている高等専修学校であれば、通信制高校(定時制)高等学校の卒業資格と高等専修学校の卒業資格を同時に得ることができます。 - Q. 技能連携校とサポート校とはどこが違うのですか?
- A. 技能連携校は、各都道府県の教育委員会から指定を受けた施設で通信制高校などと併修することで高等学校の卒業資格とその教育施設の修了資格を得ることができます。一方、通信制高校を修了するためのサポートをする教育機関が一般的に「サポート校」とよばれています。サポート校は無許可の教育機関ですので高等専修学校のような認可校の特典(学割や奨学金など)はなく、サポート校だけを修了してもいわゆる学歴とはみなされません。
- Q. 高等専修学校の受験や入学者の選考はどのように行われますか?
- A. 高等専修学校では、基礎的な学科試験、書類審査、作文,面接、実技になどにより入学者を選考しています。もちろん、内容は学校によって異なりますので、各高等専修学校にお問い合わせください。
- Q. 高等専修学校には部活動はありますか?
- A. 各校によって違いはありますが、部活動も活発に行われています。高等専修学校生の全国レベル体育大会も毎年開催されています。
- Q. 高等学校等就学支援金は高等専修学校生にも支給されますか?
- A. 平成22年度から実施されている「高等学校等就学支援金」は、全国の高等専修学校全てで、学校を通じて生徒に支給されています。
- Q. 高等専修学校では奨学金の受給資格はありますか?
- A. 普通の高校生と同様に各種の奨学金を利用することができます。各都道府県の「育英資金」などの奨学金があります。市区町村においても同様の奨学金制度が整備されています。
- Q. 高等専修学校生は通学定期割引(学割)がありますか?
- A. 都道府県より認可された正規の学校ですので、もちろん通学定期が使えます。また多くの公共施設や一部の民間施設、鉄道などの切符も学生割引料金で利用することができます。
- Q. 高等学校を中退して高等専修学校に編入できますか?
- A. 普通の高校を辞めて、高等専修学校に編入学制度を利用することができます。ただし、すべての高等専修学校が編入学制度を設けているわけではありませんので、各高等専修学校のホームページなどでご確認ください。
- Q. 高等専修学校で修得した科目が高卒認定程度試験の科目から免除されることもあるのですか?
- A. 免除される科目もあります。このため高等専修学校を中退して高認を受験する場合、すべての科目を受験する必要はありません。ただし、履修した科目の内容や時間数も関係しますので、都道府県の教育委員会などの検定を担当している課にお問い合わせください。
- Q. 高等専修学校を卒業後、進学することができますか?
- A. 次の要件を満たせば進学できます。① 大学入学資格付付与指定校=大学・短期大学・専門学校への進学が可能です。② 3年制の高等専修学校(大学入学資格付指定校以外)=専門学校への進学が可能です。
- Q. 高等専修学校の就職状況はどうなっていますか?
- A. 就職状況はおおむね良好です。その理由は、高等専修学校を卒業すると仕事をする上で必要な専門技術を身につけていることや、高等専修学校がそれぞれの分野、業界に太いパイプを築いていること、学校をあげて就職指導体制をとっていること、などがあげられます。一般的に、高等専修学校で学んだことを生かして就職するケースがほとんどで、文部科学省の調査によると、高等専修学校から就職した人の8割が学んだ関係分野に就職しています。
- Q. 高等専修学校は普通の高校と比べて就職の際に不利になりませんか?
- A. 普通高校を卒業した高卒者より不利になるということはありません。人事院の規則によれば、国家公務員なった場合は、3年制の学科を卒業していれば、高卒者と同等に扱われます。この規則が浸透していますので、民間企業でも「高等専修学校の3年制を卒業した者は高卒者と同等」とみなすのが一般的になっています。高等専修学校に特有な1年制、1.5年制や2年制の学科がある学校では国家資格や国家資格の受験資格を得られる学校が多く、卒業生は取得した資格を活かして就職活動を有利に進めることができます。
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